3月 7th, 2014

初めて映画監督の存在を意識したのがアルフレッドヒッチコックだった。
アルフレッドヒッチコックと言えば「サスペンス映画の巨匠」と言われていて、
初めて僕が見たのがサイコ・スリラーの原点『サイコ』でした。

『サイコ』はどういう映画なのかと言うと、恋人との情事にふける男女のシーンからスタートする。
主人公の彼氏の経済的な理由で結婚出来ずにいた。

その後仕事に戻った主人公のマリオンは、客が払った不動産代金4万ドルを銀行まで運ぶ事になるが、彼女は札束を持ったまま、車でサムのいる町へ向かってしまう。

その後逃亡するのだが、大雨の為、雨宿りでベイツ・モーテルに泊まる事にする

そこのモーテルはノーマンという青年が一人で切り盛りする小さな宿だった。
そこでノーマンが作った食事を食べ、ノーマンと雑談をし、その後部屋に戻ってシャワーを浴びるのだが、そこで殺害されてしまう。

マリオンが戻ってこない事から、お金を持ち逃げされた社長が雇った私立探偵と、妹のライラ、彼氏のサムがマリオンの行方を追って・・・

というストーリー。

全く話は脱線するが、筋肉少女帯の曲で「ノーマン・ベイツ」という曲がある。

この『サイコ』という映画の何が凄いかっていうと、ストーリーもそうだし、登場人物の設定が凄くドラマチックで、それが絡み合う感じがシンプルな「スリラー」で終わらない。

深みのあるストーリーに仕立てている要因だと思う。

そして映像ですね!

映し方がより恐怖を煽る演出というか、グサッと心に残ります!

つまりインパクトがあります!!

テレビを見るとき、部屋を明るくした方が目にいいって言うんじゃない!うちのライトはこちらのティーネットジャパンの明るいやつだから、映画を見るとき、いつも電気を消す。暗い部屋の中で、この映画を見たら、余計に怖かった。その日、夜中トイレに行くのも嫌だった。気を付けた方がいい。

『サイコ』!

まだ観てない方は是非見てみて下さい!!

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2月 16th, 2014

皆さんは『靴をなくした天使』という映画をご存じだろうか!?

あの花嫁をさらうシーンで有名な『卒業』で有名なダスティン・ホフマンの映画です!

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『卒業』と言えば、サイモンとガーファンクルの「Sound of Silence」。

あの曲が流れると、あの教会での「ダン!ダン!ダン!」というシーンが脳裏をよぎる。

そんなダスティン・ホフマン主演の映画だが、主人公バーニー(ダスティン・ホフマン)は、犯した罪で裁判所から収監命令を待つ身。典型的な駄目な父親でチンケなコソ泥って感じの男。

彼には別居中の妻と息子がいるのだが、息子の前では彼は「ヒーロー」でいたいので、「よき父親像」を演じてる。
ちなみに別居中の妻は、消防士の彼氏と同居している。

そんなある日、土砂降りの雨の中、息子との約束で壊れかけのクルマで息子の元に向かうが、向かいに行く途中、目の前に飛行機が墜落する。

沼地に半分埋まった飛行機から声がしたので、嫌々ながら乗客たちを救出するが、泥の中で片方の靴をなくした上に約束の時間に遅れ、別れた妻の逆鱗に触れて息子には会わせてもらえない。

一方、事故機に乗り合わせていたテレビキャスターのゲイル(ジーナ・デイヴィス)は、自分を含めて多数の乗客を救出し、名前も告げずに靴だけを残して去った「ヒーロー」を探す為、テレビで大キャンペーンを展開。

現場に落ちていた片方の靴から、「もう片方の靴を持っている謎の救出者は今どこに!」と、名乗り出た人物には、100万ドルの賞金を出すという企画まで飛び出して、全米マスコミは謎のヒーロー探しに沸騰する。

主人公バーニーは、クルマが壊れて途方に暮れているところを乗せてくれた車上生活者、ババ(アンディ・ガルシア)に車に乗せてくれたお礼で残った靴を渡し、飛行機事故の自慢話をする。

その後ババはお金に目がくらんで自分がヒーローだと名乗り出て・・・
というストーリー。

ここで出てくるダスティン・ホフマンとアンディ・ガルシアが対照的に映っているが、僕からしたらダスティン・ホフマンの渋い演技が最高でシビれます!

なんといっても感動はラストだよね!

これは自分で見て確かめてみて下さい!!
絶対感動します!!
そして気持ちが洗われます。



1月 9th, 2014

ちょっと前に日本でもやらせ問題が週刊誌等で取り上げられた事があり、その後も度々やらせ問題は取り上げられる事がある。

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一度そういう事があると、テレビを観ていても「これもやらせなのかな?」とか
「この素人(として出ている人)は実はどっかのプロダクションの人なのかな?」っていう目で見てしまう。

そんなテレビのやらせスキャンダルを描いたのが『クイズショウ』1994年制作のアメリカ映画だ!

ストーリーは、1950年代後半のアメリカが舞台、
テレビが勢いを増し、民衆は裕福な生活を渇望している時代だった。

高額賞金で国民的人気のクイズ番組「21(トウェンティワン)」で連勝中のユダヤ人ハービーは、華のないその容姿からスポンサーである製薬会社から疎まれており、番組制作会社のプロデューサー、
ダンとアルはハービーに代わるヒーローとして、容貌、教養、家柄において文句のない白人大学講師チャールズ・ヴァン・ドーレンに目を付ける。

ダンとアルはクイズの問題と解答を教えようとチャールズに持ちかけるが、フェアに戦いたいとチャールズは断る。
しかし、教育水準向上の一助になると言いくるめられたチャールズは参加を決意、その後も不正を続けて行くストーリー・・・

この映画を観るといつも思うのが、マスコミの力!

安い給料で厳格な家柄で育ったチャールズ・ヴァン・ドーレンが、クイズで勝ち進む事で、多額の報酬を得てメディアではもてはやされ、大学に行くと誰もが芸能人を見つけるかのごとく群がってくる。

元々の容姿と家柄だけでもモテる要素満載なのに、テレビで教養を武器に勝ち進む姿は、何度見ても痛快です!

しかし、やがて訪れる崩壊の時・・・

出る杭は打たれるというか、悪は滅びるというか・・・

いずれにしても見ごたえがある映画なので、観てない方は是非!!!



12月 20th, 2013

名作来たー!!!!名作来たー!!!

『ショーシャンクの空に』1994年に公開されたアメリカ映画です。

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第67回アカデミー賞において7部門にノミネートされたが、
劇場公開当初は『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『パルプ・フィクション』、『スピード』等、
話題作と公開時期が重なり興行収支は赤字だったという・・・

その後ビデオ販売やレンタルが開始されるとファンが増加していき、
各国のテレビや雑誌、インターネット等の「好きな映画」「感動する映画」といったランキングでは、常に上位に入るという名作中の名作!!

何?
観た事が無い?

ったくしょうがない奴らだな・・・
ストーリーを紹介しよう!w

ストーリーは、1947年、銀行員として成功していたアンディ・デュフレーンが、妻とその愛人を射殺した罪に問われてしまう。アンディは裁判で容疑を否認したが終身刑の判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。
刑務所が持つ異質な雰囲気に初めは戸惑い孤立するアンディだったが、決して希望を捨てず、明日への自由を信じ続けた。

そんな中、「調達屋」と呼ばれ服役囚たちから慕われていた囚人“レッド”と出会う。

鉱石を砕くロックハンマーや、リタ・ヘイワース、ラクエル・ウェルチといったスター達のポスター等を、レッドに調達してもらううち、少しずつ2人の交流が深まっていく。

アンディは元銀行員の経歴を遺憾なく発揮し、刑務所内の環境改善に取り組む事で、レッドや他の囚人からの信頼を高めていくというストーリー。

なぜこの映画がこんなにも支持されるのか?
一つは冤罪の罪で投獄されてしまった主人公という事で、罪を犯さなくても、誰もが犯罪者になってしまう可能性を秘めた冤罪!!

他人事じゃない。次に刑務所内での力関係や友情。
もちろん、刑務所内での力関係と言ったら当然「看守」や「所長」が絶対的権力者なわけだけど、観たらわかるけど、アンディの知性や人間力は、そういった表面的な力関係を圧倒的に凌駕している!

誰もが圧倒的な力には憧れる。

アンディは地味な設定の主人公でありながら、力強い!

同時期にアカデミー賞を受賞した『フォレスト・ガンプ』もまた、地味な設定ながら力強く、見る者に力を与える映画だった。

そして『ショーシャンクの空に』一番の見せ場はラストシーンにある。

“レッド”は、長年出所出来ると信じ、仮出所の審査では、いつも模範的な解答をするも夢かなわず・・・
そんな「希望」に「絶望」していた“レッド”。

そんな彼を変えたのが、刑務所で知り合った「親友」アンディ。
歳は離れていても、もう彼らは親友だった。

そんな“レッド”がラストシーンで“レッド”がいうセリフ、
そしてメキシコの海(映像が超綺麗!!!!!)

これが圧巻である!

是非見て欲しい!!!

まさに名作!



11月 10th, 2013

最近あまり映画館で映画を見る機会が無かったんだけど、久しぶりに家族で映画館に行ってきた。
そこで見た映画の名は「ジャッジ!」。

どういう映画なのかというと、気鋭のCMクリエイターが脚本を手がけた映画という事で、
映画のストーリーは、広告マンの主人公が上司に押し付けられ上市のフリをして、世界一のテレビCMフェスティバルの審査員を務める事になる。

そして自社のちくわのCMを入賞させなければクビになると脅され、同僚の大田ひかりと夫婦を偽装して、現地入りするというストーリー。

出演者も豪華で、要所要所に有名どころが出ているのも面白かったし、ギャグも子供向けな感じでほのぼの楽しかった。

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なんか最近は疲れる映画も多いから、何も考えず笑える映画って感じでオススメです!

しかもストーリー自体は心に訴える感動的なメッセージも込められていて、観ている人はそう感じたかどうかはわからないけど、僕は要所要所で感動してました。

後は何といっても上からのムチャ振り。

会社勤めをしていると、絶対上からのムチャ振りってあるし、この映画ではクライアントからのムチャ振りに対して誰も逆らえず、強引に話をねじ曲げるシーンとかも出てくるんだけど、
僕も会社からのムチャ振りや取引先のムチャ振りで、
よくつじつま合わせる為に無駄な仕事をやらされた経験が何度もあるんで、
そういう意味では仕事に疲れているサラリーマンにも是非見て欲しいです。