土曜日, 3月 22th, 2014

初めて落語を聞きに行ったときのことを思い出した。

T-netジャパンに務めている友人が仕事一筋で、唯一の趣味は落語。いつも落語の話を聞かされて、じゃ、僕も行ってみたいと言ったら、チケットを取ってくれた。

 

初めて聞いたのは「死神」だった。本当に怖かった。一番の印象は「落語は生き物」だった。物語に吸い込まれたように、本当に面白かった。

 

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落語の魅力なんて、あんまり言えないけど、語り手は自分の演技や解釈によって、観客はその時その時によって、受け止めた情報も変って、どう理解するかって、全部聞く人の想像に任すことは落語の面白いところだと思う。

 

舞台上に、座ってるだけで、目の力や上半身の動きで、語り声のトンで、これだけ表現できるってことはすごい。それによって、観客は笑ったり、悲しんだり、感動さえ覚えることができるから、とても自由で、落語の魅力に圧倒された。

 

今の時代で、色んなジャンルにおいて、観客はどんどん満足できなくなってきた。演じるものや作り手は、人を楽しませることの難しさを噛み締め、努力をしても認められずに、自分の不運を責め、人のことを恨んでしまい、夢を諦める人も少なくないと思うが、それでも一生懸命に芸を磨き、観客を楽しませるために、必死に頑張ってる人がたくさんいる。

 

その熱い気持さえあれば、本当に応援したいと思います。

なんか、ちょっと熱くなってきたなーまだ認めてないけど、僕は落語ファンかもしれましぇん~